ぼちぼちダイアリー

とにかくなんか書いてみよう!

ブログで見えてきたこと

4月16日に「とりあえず何か書いてみよう!」と、ぼちぼちスタートしたこのブログが、無事2カ月目に突入しました!(パチパチ)

書き始める前は、日々流れていく情報を追っているうちに1日が終わる…という感じだったけど、1日1回何か書くということを1カ月続けてみて、確実に変化があったなあと感じています。

そのひとつが、時間の流れ。ブログを書く前は「今週1週間、何やってたっけ…?」という感じだったけど、ブログを始めてからは1週間が長く感じる。ちゃんと出来事を体験できているように思う。

それから、漠然と考えていたことについて、文章化することで自分なりに考えを持つことができるようになったかな。今日も状況に応じて自分の考えでマスクをつけたり外したりすることができた。もし誰かに何か言われたら、臆せず自分の意見を言ってみようと思える自分がいた。

Facebookに書いてもらったコメントで、新しい発見があったのもよかった。蚊に悩まされて眠れなかったとき、私は「バシッと叩いてぶっ殺す!」しか考えていなかったけど、「袋をふんわりかぶせてつかまえる」というのは、本当に新しい発想だった。

アイキャッチ画像を取るために毎日空を撮影し続けたことでも、いろいろな気づきがあって面白かった。毎日同じ場所、同じ時間帯に撮影しているのだけど、空の色は毎日違うのだった。刻々と変化する夕暮れの空はまるで芝居の舞台のようで、太陽の位置によって奥行きや立体感が出ることを知った。そして光の当たり方で主役が変わる。さっきまでは太陽が主役だったのに、次は雲、さらに遠くの山が主役にもなる。いい瞬間をとらえるために「ねばる」ということも覚えた。ずっと待っていると、スーッと飛行機が飛んできたりして、風景に「物語」が生まれるのだった。

特に写真に関しては昔から苦手意識が強くて、思ったように撮れないのが嫌だから、あえて写真嫌いでいたんだけど、継続は力なりね。どんなことでも続けていると、見えてくるものがあるんだな。

文章を書くという行為は瞑想に似ていて、自分がとてもよく見えてくる。この1カ月で分かったことは、自分が人からの批判をとても恐れていたということ。批判されるのが怖いから(または反論がやっかいだから、人間関係が壊れるから)、自分の考えを言わない。それが私の選択だった。

でも「怖い」→「黙る」というのを自分で選んでいて、それが単なる反応パターンのひとつだったと気づけたのは大きな進歩だった。今回「怖い」を思い切って認めてみたら、「黙る」との間に小さな隙間ができた。その隙間をどんどん広げて、自分のカラダ1個分に広げてみた。そうしたら肺に息が入ってきて、喉が開いて、手足に力が戻ってきて、カラダの奥から声が出せるような気がしてきた。

 

今日の夕空。山の向こうで太陽が「ここにいるよ」と言っている。
今日は久しぶりに1万歩以上歩いたから、夕飯のおかずは生姜焼き!

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