ぼちぼちダイアリー

とにかくなんか書いてみよう!

今日のレッスンメモ:腕が自由であるために

今日は定期的に受けている、ゆりこさんの個人レッスンの日だった。

今日の私のテーマは、前回に引き続き「腕」。元々私にとって腕の使い方はずっと課題だったんだけど、Zoomを頻繁に使うようになってから、モニターに映る自分自身の姿が気になって仕方がない。腕がリラックスしていない感じに見えるし、実際こわばりを感じている。Zoomを使うとき、ソファに座ってローテーブルに置いたノートパソコンを見ているので、その姿勢と腕の動きを見てもらった。

いろんな方向に腕を動かしてみたり、習慣的な動きをあえて意識的にやってみたり。動きをていねいに観察していくと、腕の背面や肘から先など、自分にとって意識の薄い部分が見えてくる。

でも、すぐに上腕のこわばりが戻ってきてしまう私に「もしかして胴体が後ろに傾いていませんか?」とゆりこさん。確かにソファに座っていると、そういう姿勢になりやすい。「胴体が後ろに行きながら腕を前に出そうとしているなら、腕が緊張するのは自然なことですよ」。この「自然なことですよ」という言葉のチョイスが、ゆりこさんの素敵なところ。ああそうか、と私のカラダにしみこんでくる。

「胴体と腕の関係性がある」ということがわかると、腕だけにとらわれていた私の関心がカラダ全体へと向かってゆく。骨盤がソファの座面にしっかりとコンタクトしていることに気づくと、同時に、床についている足と骨盤のつながりにも気がついた。そうして最後は全体性へとたどりつく。

 

こうして書いていることは全部、私がすでに知っていることだし、自分がレッスンで教えていることでもある。だけど、レッスンを受けると、それは今この瞬間この身に起きている「真新しい気づき」になるのだった。

あ、わかった! という瞬間を味わうのは楽しい。初めて補助なしの自転車に乗れたとき。プールで体が浮いたとき。子供の頃に味わった、まだ名前のついていない感覚に対面した瞬間を思い出す。

もちろん時には「わからない…」で終わるレッスンもある。それはまた別の機会に。

 

写真は今日の夕方、思いっきりズームして撮った真っ赤な太陽。
今日の夕飯は久しぶりにカレーを作った。明日もカレーを食べることでしょう。

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