ぼちぼちダイアリー

とにかくなんか書いてみよう!

知能をはかる9つのモノサシ:Multiple Intelligence

昨日の続きから。

日曜日の午後は私の師匠・片桐ユズルさんによるオンラインイベント「ゆずるのきままなにちようび」に出席しました。ユズルさんずっと会っていなかったから、元気そうなお顔が見られて安心しました。

89歳のユズルさんが、ヘッドフォンをつけてZoom会議を主催しているの。それだけで、もう本当にすごいと思った。

今回のイベントでは、"Multiple Intelligence"(多重知能理論)について、みんなで気ままに語り合いました。これは80年代にハーバード大学のハワード・ガードナー博士が提唱した教育理論です。これまでは知能を測るモノサシとして「IQ」が使われてきたけど、そこに疑問を呈して、運動神経がいいとか、音楽が得意とか、コミュニケーション力があるとか、これまで学校教育で知能として扱われてこなかった能力も、同じように「知能」と呼べるんだよ、という考え方です。人を見るときに、その人が「賢いか・賢くないか」ではなくて、「どのように賢いか」を見ていこうよと唱えたのですね。

ガードナー博士によると、賢さを測るモノサシは以下の9つです(ちなみに以前は8つだった)。

  • 言語・語学知能
  • 論理・数学的知能
  • 視覚・空間的知能
  • 音楽・リズム的知能
  • 身体・運動的知能
  • 対人的知能
  • 内省的知能
  • 博物的知能
  • 霊性・実在知能

私は以前にユズルさんからこの多重知能理論の話を教わって、とても救われた気持ちになりました。というのも、子供の頃、私はもう‟絶・望・的”に学校の成績が悪くて、大人になってからも長いこと自己肯定感を持てずに苦労したので。今は私の自己肯定感もだいぶ回復したけど、「三つ子の魂なんとやら」で、今も時々ガムシャラに頑張ってしまったりするのは、その時の劣等感の裏返しだと思っています。

だから、学校でガードナー博士のような考え方で接してくれる先生がいたら、どんなによかっただろうと思うのです。とはいえ、過ぎたことは過ぎたこと。今からでもそういう考え方で自分に接してあげようと思っています。

自分がどの知能にあたるのかは、インターネット上に診断テストがあるので、それで調べられます。こちらのウェブサイトからどうぞ。
https://hotnews8.net/human/multiple-intelligences-test

 

ちなみに、私はこんな感じでした。なんかめっちゃバランス悪い…。けど、確かに思い当たる節がありありです。

f:id:Hikaco:20200427225245j:plain

ちなみに、以前別の診断テストを試したときは、言語・語学や内省的知能のほかに、なんと身体・運動的知能が高く出ました。そこに手先の器用さなども含まれているからで、私としてはそちらの解釈の方が好きでした(以下のサイトです。診断テストはもう使えないみたい)。

http://www.nichinoken.co.jp/np5/nnk/multiple_intelligences/mi/mi.html

 

それにしても、こんなに身体・運動能力が低いのに、ボディワーカーになるなんて……!?

いいえ、それは違います。運動が苦手だからこそ、できない理由を知りたくて、できるようになりたくて、身体に強い興味を持ったのです。長年の疑問が解けるのが面白くて、夢中になって勉強をして、身体と動きを職業にしたのです。スコアが低いからと言って、その分野の職業が向いていないというわけではありません。

 

ユズルさんのオンラインイベント、面白かった! オーガナイザーのまなさんのあたたかい存在感も、安心感があってよかったです。また参加したいな。

 

今日は曇りのち雨。雨雲に覆われた空。でも上の方は明るい。

f:id:Hikaco:20200427232115j:image