インプット・アウトプット
「インプットばかりでなく、アウトプットもしてみては?」
というアイデアは、昨日、アレクサンダーテクニークの先輩ゆりこさんのオンライン・レッスンを受けていて、「最近どうですか?」という話をしている中から出てきた提案。
本来ならここで、「アレクサンダーテクニークとは」を説明しなきゃいけないとこなんだけど、あっさり省略します!(読んでくれてる人、大体知り合いだと思うし)
ゆりこさんのレッスンは、いつも私に「全体性」を思い出させてくれる。
たとえば、右に問題を感じていたら「では左はどうなっていますか?」と問われ、前側に問題を感じていたら、「後ろ側を意識してみて」と声をかけられるという具合に。それが体のことであれ、行動のことであれ、思考のことであれ、いつも自分が問題だと思っていることの反対側にも目を向けて、物事を「全体として見る」を教わっているように思う。
なので、昨日も「一日中ネットで情報集めばかりしてしまう」という私の現状報告に対して、「インプットばかりでなくて、アウトプットしてみては」という冒頭の提案になったのかな、と。
まあ、そもそもね、「入れたら、出す」が自然の摂理よね。
入れることにすごいエネルギーを使ったとして、その出口がなければ、それはいったいどこへ行くだろう。
コロナに関するいろんなニュースに目を通し、政権批判の記事や動画に留飲を下げ、一日が終わる。
でも、それを、私どこまで自分のアタマで考えてるだろう。
ネットでの情報集めにはキリがない。「これがわかったらよしとする」と、どこかでゴールを決めないと、あっという間に時間が過ぎる。夜中になる。そして朝起きられない。
今日の午後は、アレクサンダーの同僚の敬子さんとZoomで交換レッスンをやってみた。
ロールダウンもライダウンも一人でできるワークだけど、だれかと一緒にやることで、手順がより意識的になるのがいいな。というか、そもそも一人だとやらないし。
やっぱり人とつながっているというのは大事だね!
写真は今日の夕方の空。どんよりしてるけど、雲の切れ間に明るさが!