ぼちぼちダイアリー

とにかくなんか書いてみよう!

変わりゆくもの

昨日はブログの更新をお休みした。夜、いつもブログを書いている時間にモーレツに眠くなってきて、何もできそうになかったので寝てしまった。眠くなったのは、たぶん食べ過ぎのせい。夕食後に少し物足りないような気がしたので、お餅を焼いて食べてしまった。しかも2つも。反省…。

昨日は家の玄関のドアの取り替え工事があった。我が家は築50年のマンションで、結構あちこちが傷んできている。私の部屋は角部屋なので、冬場はすきま風がヒューヒュー入ってきて、風が強い日は結構寒かった。なので、思い切って玄関ドアを取り替えることにしたのだった。取り付けられた新しいドアを見て、何か足りないな…と思ったら、古いドアにあった牛乳受けがないのだった。牛乳受け! 私は使ったことないけど、昭和45年に建てられたマンションにはそれが標準でついていたということに、あらためて驚いた。

そのうちに新聞受けも玄関ドアからなくなる日が来るのだろうか。私の住むマンションはオートロックではないから、新聞配達の人が中に入ってきて各家の新聞受けに入れてくれるけど、最近のマンションはオートロックだから、もうすでに新聞受けなどないかもしれないな。紙の新聞を読む人も減ってきているだろうし。

私は紙の新聞派で、去年まで通勤電車の中で新聞を読んでいた。ある日、気づくとまわりにそんな人はいなくなっていて、ほとんど絶滅危惧種になっていた。昔は電車で新聞を読むサラリーマンがたくさんいたけど、いつの間にか見なくなったのは、やっぱりスマホが普及してからだと思う。

コロナで通勤電車の風景も変わっていくだろうか。あと10年もしたら、ギューギュー詰めの通勤電車が、テレビなどで昭和・平成の風景として紹介される日が来るんだろうな。バブルの時代の流行が、お笑いのネタになっているように。

初めて携帯電話でしゃべっている人を見たのは、忘れもしない平成元年のことだった。東横線に乗っていたら、ショルダーバッグを持った髪の長いきれいな女の人が、ずっと一人でしゃべっていた。悪いけど頭のおかしい人かな?と思っていたら、手に電話らしきものを持っていたのだった。まだ携帯電話という言葉すらなかったかもしれない。

よく考えたら、あれから30年も経っていた! 全然実感がない。大人になってからの時間は、本当にあっという間。学校に通っている間は、毎年学年が上がったり、入学や卒業があるから節目が感じられるけど、大人にはそういうのがないからな。しいて言えば、元号が変わることで区切りとか変化を感じるかもしれない。

 

写真は今日の夕空。キャンバスに絵筆をポンポンポンと置いて描いたような雲。そういえば高校の芸術の授業は美術選択だった(ほかに音楽と書道があった)。

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